News
2022/07/30
藤野で「土とシェフ」の五十嵐創が料理教室はじめます! 地域の食材を毎回一つフォーカスした料理教室です!藤野農村環境改善センター(牧野公民館)
神奈川県相模原市緑区牧野4232
時間 一部 9:30~12:30 二部 13:30~16:30
受講日と授業内容
8月5日(金) 餃子(プレ)
8月12日(金) トマト
8月18日(木) 茄子
8月26日(金) ピーマン
1日 限定10人
問い合わせ、申し込みは下記にメッセージ下さい
earthandchef@gmail.com
Facebook・Instagram・DMでの受付も承っております
「3種類のチーズケーキ」クラウドファンディング挑戦しました(成功!)
2021/09/24
(2021年秋に挑戦したものです)
「土とシェフ」が送る、心を潤しカラダにやさしい「3種類のチーズケーキ」。Makuake様にてクラウドファンディング開始!
地元・藤野の自然な食材を使っています。このチーズケーキ自信作です、まずはMakuakeページをご覧ください!! トップに掲載されている動画だけでも見て頂ければ!
Instagramアカウントを開設しました!
2021/05/18
五十嵐シェフ、料理人のコンテストRED U-35で「サステナブル金賞」を受賞!
2021/03/12
当サイト「土とシェフ」の五十嵐創シェフが、RED U-35 spinoff 食のサステナブルAWARD「“SEEDS 10” サステナブル金賞」に選ばれました!(土屋拓人氏と共同受賞)。
RED U-35は「夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人(クリエイター)」を見出すための賞であり、五十嵐シェフは過去に「2017 SILVER EGG」「2016 BRONZE EGG」を受賞しております。
今回はスピンオフ企画として、「食のサステナブル」に的を絞ったコンテストが開催され、地元・藤野の「町おこし名人」土屋拓人氏と共同提出した提案書がみごと金賞を勝ち取りました。
五十嵐シェフは金賞受賞者として、これからプレゼンテーションなどに挑むことになります。提出した企画書などは、こちらの「エントリーNo.6 土とシェフ」からご覧ください。
Chef's Profile
五十嵐創
食品残渣・有機廃棄物を中心に完熟堆肥を作り、それを使い耕作している。
料理人参加型の有機農業モデルを作りたい。
第一次産業が潤う食の循環社会を作ることを目的に。
高度成長、工業大国化の中で失われたもの。
口にする食材が、どこでだれがどのように作ったのかわからない時代に。
どの国にも、「3つの風」に合わせた調理法の研鑽があった。
料理とは風味・風土・風景を食すための表現である。
生命の根源である「食」の本質は変わらない。
本気で食に向き合う料理人が「農業」に当事者として参加する。
「土とシェフ」五十嵐創。
日本古来の「循環型有機農業」の可能性を、いま模索している。
都会から藤野(里山)に移住した料理人。
今日もまた、百姓仕事と料理人の仕事に勤しんでいる。
Concept
料理の三大原則は風土・風味・風景
都内で25年間、料理人として、ありとあらゆる料理に出会い、向き合ってきたつもりでした。でも、この「風土・風味・風景」という三大原則を知らなかった。恥ずかしい。
レストランと料理人
生産者を叩き、多量の廃棄物を出し、美味しい食事を提供して、有名になった人を一流料理人と呼ぶならば、料理人という肩書きなんて要らないと思っています。いったい、料理人とは何なのか?
一つだけ言えるのは、料理人とは、料理を通して「個」を表現する人でしかない時代になるだろうということです。
農家になってはじめて知ったこと
農家が如何に孤独な職業であり、料理人が如何にいい所どりの職業なのかということ。料理人と違い、お客様から直接の“美味しい”を頂けないのはつらいものです。
しかし逆に、農家ほど暮らしを自由にデザインし、好き勝手出来る職業は無いとも思います。
地球のために日本は何ができるか?
我が国は食料だけではなく、エネルギーも他国に依存している。しかし食料・エネルギーなどの自給率だけを考える視点は少々古いものです。SDGsをはじめ、地球という視点で、私たちはどんな役割を担えるのか。それが問われる時代になっています。
廃棄という狂った考え方
必ず回りまわってくるものです。廃棄なんていう言葉自体が狂っているのです。
土が全てであり、土自体も命ということ
都内では気づけなかったこと。想像以上に、鮮度が大きく美味しさに左右することです。そして、それ以上に化成肥料や農薬を使う慣行農法と、動物性堆肥を使う無農薬農法、植物性だけを使う自然農法など、土の状態が野菜の生育や美味しさに大きく差が出ます。野菜は、人が作るというより、土で育つという表現の方が正しいと思います。生産者によって驚くほど野菜の風味はかわるのです。専門的な話は避けますが、腐食の量と微生物群が大きく野菜の風味に影響を及ぼしています。微生物群、つまり土もまた命の塊なのです。